フトアゴヒゲトカゲのバスキンスポット3種類の比較

フトアゴヒゲトカゲのバスキンスポット3種類の比較

フトアゴヒゲトカゲのこなつを飼育して、3ヶ月が経過しています。

それまでにいろいろあったのですが、

最初に試行錯誤をしたのが、バスキングスポットでした。

僕は

流木

レジンのロックシェルター

バスキングストーン(Now!!)

で落ち着きました。

前回記事で全体のレイアウトのご紹介をしましたが、

今回はバスキングスポットのいろいろ試した結果をお伝えしたいと思います。

寄り道
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フトアゴヒゲトカゲのバスキングスポット比較

まずは比較表を用意しました。(個人的見解です)

見栄え 値段  温度  メンテ性
流木×××
レジンシェルター
ストーン

こうなるとアンチ流木みたいな感じですが、、、

それぞれ順番に説明をしていきます。

流木はバスキングスポットにはイマイチ

飼育当初は流木を使用していました。

流木ってかっこいいんですよね。

見た目もおしゃれだし、フトアゴの立体運動も促せて、めっちゃいいじゃんと。

いい感じに平面もあったので、流木の一部をバスキングスポットにしようと思い、レイアウトしていました。

右半分をバスキングスポットに

木なのでそこまで蓄熱しない

フトアゴのバスキングは

  • バスキングライトを直接浴びること
  • 温めたバスキングスポットでお腹を温める

2つの側面があります。

設置面の温度を測る機械を持っていないので、測定はしていないのですが、

石に比べるとそこまで温度は上がっていないように感じました。

流木をバスキングスポットにして飼育している方もいるので、

問題ないかもしれませんが、せっかくならしっかり温めて欲しいと思いました。

流木は掃除が死ぬほど大変

こなつの第一号うんちは自分の思惑通り、

流木でバスキングをしてくれて、流木にうんちをしていました。

余談ですが、始めてフトアゴのうんちを目の当たりにしたのですが、

思っていた以上に大きくて、刺激的な匂いでした。

お迎えした環境に慣れていなかったのか、かなりの下痢便ちゃんでした。

うん、まぁーー掃除が大変でした。

木なので下痢便ちゃんが染み込んでるんですねぇ。

かなり擦って、熱湯処理しましたが、毎回と考えると、、、、

というわけで別のものに変えました。

流木は高い

自分は立体活動が主な目的でしたので、大きめの流木を用意しました。

費用は大体6000円ほどかかりました。

いやほんとに高い。

もちろん川などで拾えればお金はかかりませんが、

近くにそういった場所もないので、大人しく購入しました。

流木は他の面でメリット大

前述もしましたが、流木のメリットは以下です。

  • 見た目がかっこいい(レイアウトが締まる)
  • フトアゴの立体活動になる

こなつはこの流木がたいそうお気に入りで、日中はバスキングが終わると

流木でまったりしています。(立体活動してくれww)

それだけでも流木を用意した甲斐がありました。(でも立体活動してくれww)

レジンシェルターは個体と環境を選ぶ

次に試したのでレジンで作られたロックシェルター(石風シェルター)です。

シェルターはこなつが中に入らないのと、器具の環境的に合っていなかったのでやめました。

こなつがシェルターを使わない。

ロックシェルターはこなつに入っていただくための隠れ家目的で購入していました。

しかし、まったく入らないんですよ。

入り口まで持って行ったのですが、怖いのか頑なに入ろうとしませんでした。笑

バスキングスポットにしてから隠れ家+バスキングの2役になるかとおもってましたが、

隠れ家の意味を我が家では為しませんでした。

シェルターを好んで利用するフトアゴちゃんにとってはメリットなので、

使用してもいいと思います。

今では流木レイアウトの土台として大活躍しています。笑

シェルターには一向に入らないこなつ

バスキングライトと近すぎる

これはバスキングライトのソケットのタイプにもよるのですが、

僕が使用しているのはケージの内側に取り付けるタイプのソケットです。

ケージの内側のタイプ

シェルターはその性質上、アーチ状なので、高さがあります。

フトアゴがシェルターの頂点に登って、バスキングをすることになります。

そうなると、バスキングライトとかなり接近した形でバスキングさせることになるんですね。

かなり近い・・・

ちょっとジャンプしたらライトに接触しそうだし、

あまりに近すぎて、目の火傷をしてしまわないか、、など

心配が多々あったので、やめました。

ケージの外に設置するタイプのバスキングライトなら問題なし

この商品のような、ケージの外側からバスキングライトを照射できるようなタイプであれば、

ロックシェルターでも十分距離が確保でき、安全に使用できると思います。

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最後に行き着いた!天然素材ストーン

こうして最終的に行き着いた答えは天然の石でした。

メンテ性抜群

ロックシェルターもそうですが、うんちがついてもじゃぶじゃぶ洗えます。

とくにストーンは熱湯消毒してもすぐに熱湯が乾いてくれるので、

メンテナンスは本当に楽チンです。

アイデア次第でいろいろなレイアウトが楽しめる

ストーンは当然天然素材なので、同じタイプの石は一つとありません。

いろいろな石の組み合わせでレイアウトに個性が出せるのも飼育者の楽しみの一つかもしれません。

もちろん第一は生態ですから、生態の安全性や機能性を最優先した上で。ですよ。

我が家のバスキングスポットはこんな感じです。

こなついなくてすみません

実際にフトアゴが乗る部分は平らの石にしました。

怪我の心配もないし、しっかり温めて、しっかりうんちしてくれています。

他にも平らな石を積み重ねたレイアウトなど、調べるといろいろ出てくるので、

レイアウトする際は参考にすると、楽しくなってきますよ。

まとめ

以上が僕がフトアゴを3ヶ月飼育してきて、

試行錯誤したバスキングスポットについてでした。

最初はストーンで用意するのが無難かな

もちろん個体の好き好みや他の器具との相性もあるので、一概にこれとは言えませんが、

最初に購入するのなら、ストーンで用意するのが無難ではないかと思います。

ロックシェルターもいいですけどシェルターとして利用してくれなければ、悲しいですしね(笑)

バスキングはフトアゴヒゲトカゲにとって欠かせない習慣なので、

特にこだわって用意してあげたいですね!