AIに仕事は奪われるか?超えられる壁と超えられない壁

AIに仕事は奪われるか?超えられる壁と超えられない壁

先に断っておくとわたしはAIは専門ではまったくないので、

なにかの機会にいまのAIの進歩についてすこし聞いただけです。

そのなかで自分が感じたことや、考えたことです。

ここ最近はAIという単語が随分と身近になったように感じます。

先駆者はおそらくSiriかな。その前からももちろん似たようなものはあったと思いますが、

AIという単語が一般に知れ渡り始めたきっかけかと思います。

その後、家電にAIを投入するという流れが強まり、どんどん身近な単語になりつつあります。

そんなAI。今後どのように進化していくのか、我々の仕事はいつまでも我々がやらなくてはいけないのか。

少し考えてみました。

AIの進化とシンギュラリティ

AIの技術進歩は全盛と並行を繰り返しています。

飛躍的な革新をする時代があると、そこからしばらくおとなしくなり、また革新する。

この流れを繰り返して進化してきています。

シンギュラリティ

シンギュラリティという単語があります。

これが何かと言うと

「AIの進化が人間を超えること」

です。

いまのAIはさながら感情のないロボットのような感じで、

与えられたことを覚えて行動する。

つまり教えられたことしかできません。

シンギュラリティが起こると、真の意味でAIは自分で考え、自分で行動、もしかすると創作できるようになります。

いまのAIも自分で行動しているように見えますが、それは

教えられた量が膨大でその中から行動を選んでいるだけです。

シンギュラリティはAIが自分で教えられていないことも判断して行動します。

ではこのAIが本格的に仕事に入ってくるとどうなってくるか。

いまのAIでも超えられる壁

定型的な仕事はいまのAIでもできる

やることが決まっている業務というのは多いです。

わたしがやっているシステム運用や奥さんのやっている経理もそうですが

作業の内容というのは大体手順が決まっています。

こういった

あらかじめ内容が決まっていること

これはいまのAIの得意分野でしょう。

AIである必要すらない部分でしょう。

企業向けの自動化ツールも普及してきていますから。

一度覚えさせれば、どんな若手よりも正確にこなすことでしょう。

いまは作業をするAIというような製品が普及していないため、

こういった仕事はいまだに人がやっていますが、今後は奪われていく筆頭でしょう。

たぶんまだ5年は大丈夫かな。

ぼーっとしていると仕事がなくなるかもしれません

仕事を覚えさせるのが大変

今のAIは人間の言葉が理解できないので、

新人に教えるように手順書を見せて、口頭で説明。

しても

「すみません、よくわかりません」

といわれるだけでしょう。

AIに仕事を覚えさせるためにひとつひとつの行動を

インプットするのはさながらプログラミングにちかい作業です。

結構な工数もかかるのこともあり、

なかなか普及はしてこないかともおもいます。

シンギュラリティが起こると

これは正直想像が難しいですよね、だって人間を超えてるらしいから、

AI以下の人間が想像できることなんてあまりありませんが、

だいたいの仕事はAIがやってしまいます。

そしてAIの教育もAIがやってしまう。

そんな世界になるでしょう。

一体何が残っていくのか。AIが超えられない壁

シンギュラリティが起こるとどうなるか、誰にもわかりませんが、

それでも人にしかないもの、ないであろうものがこの未来の世界では重要になっていくでしょう。

わたしの持論はこうです。

  • クリエイティブな分野(絵、音楽など)
  • エンターテインメント(人を楽しませる)

つまり、人間の感情を直接相手にするような分野は

人間に分があるかなと思います。

ただここも微妙なところで、

「こういうのが人気出た、これはダメだった、感想はこんなだった。」

という分析からいいコンテンツを生み出してくるかもしれません。

AIが人を楽しませることを平気でできるようになってきたらいよいよヤバいですね。

そうなると、働ける人が稼げるのではなく、働けるAIを持つ人が稼げる時代になってくるかもしれませんね。